志望動機重視の傾向

コンピューターシステム開発の仕事を得るためには、まずは人材として採用してもらう必要がある。しかし、エンジニアの人材を求めている採用担当者の目は厳しい。たとえシステムエンジニアとしての多少の実力や経験を持っていたとしても、簡単に採用が叶うとは限らない。確実に情報通信開発のエンジニアとしての仕事を獲得するには、求められている人材像を正確に捉えることが重要である。システム開発の採用担当者が求める人材像としては、システム開発の仕事に強い意欲を感じているかということである。それは、志望動機に大きくかかわってくる。なぜシステム開発のエンジニアの仕事を選んだのか、仕事を選んだ動機が意欲を左右する。単に報酬を得るためだけであれば、他にも割りのいい仕事が多く存在している。しかし、あえてシステムエンジニアの仕事を選んだ背景には、何らかの理由が存在するはずである。採用担当者は、この志望動機と仕事への意欲に強い関連性があると見ていて、知りたがる傾向が強い。(システムエンジニアの採用と志望動機事情について詳しくは・・・今さら聞けない!システムエンジニアになるには?

システム開発の仕事の現場では、時には厳しい局面に立たされることもある。そのような場面でエンジニアを支えているのは、システム開発の仕事に対して強い意欲を持っているかどうかである。上辺だけの理由では、採用担当者に見透かされる可能性が高い。そこで、自己に対する分析を通じなぜその仕事を選んだのかについて真剣に考えてみる時間を持つことが必要となる。